
0、1、2歳の夜泣きが毎晩のように続くとママ・パパのストレスはとてもたいへん!体調は?おむつは?ミルクもやったしとありとあらゆる手を尽くしても泣き止まない赤ちゃん。毎晩のように夜泣きが酷くてへとへとそんな奮闘中のママに原因や効果的対処法を紹介していきます。
夜泣きとは
引用 https://healingplaza.jp/archive/14713/
夜泣きとは、赤ちゃんが夜寝てから朝までの間、途中にぐずったり泣き出してなかなか寝ないこと。
赤ちゃんの夜泣きは生まれて間もなく始まる時と生後4か月頃から1歳半位頃までの夜泣きとその子によって様々です。
中には、うちの子は夜泣きはなかったという子もいますが、夜泣きがひどい赤ちゃんのママにうらやましがられそうですね。
夜泣きの理由ははっきりわかっていませんが、1歳ごろまでは睡眠サイクルが未熟なためレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)が不安定なため、目覚めて泣くといわれています。
また、2歳位になると、記憶力がついて眠り始めてすぐ位に日中に経験した刺激や不安を思い出して泣くとも、いずれも子育ての問題ではなく「眠いのに眠れない」という子どものサインです。
睡眠リズムが整うようになるにつれて必ずなくなっていきます。
とは言え、赤ちゃんの夜泣きは一時的なものと言われていますが、育児をしているママやパパは毎晩のように、大きな声で泣かれたり、夜中に何度も起こされたら疲れてストレスが溜まりますね。
では、夜泣きの原因を探ってみましょう。
夜泣きその原因は?
泣くのはまだ言葉で表現できない、赤ちゃんの「コミュニケーションツール」です。
お腹が空いた、おむつが濡れた、暑い、寒いなど赤ちゃんの不快感をあらゆる泣き方でママに伝えています。
それは、赤ちゃんの心が育っているから泣くのだと考えましょう。
ママが、赤ちゃんの要求を満たしてやると安心して泣き止み、こういう経験を積んで赤ちゃんも学習しています。
赤ちゃんの睡眠時間
生まれたばかりの赤ちゃんは1日の大半は寝ています。
月齢が進むにつれて起きている時間も長くなってきますね。
【赤ちゃんの月齢による理想的な睡眠時間の目安】
・3ケ月までは約14~17時間、
・4ケ月から1歳2ケ月までは約12~15時間、
・1歳3ケ月から3歳までは約11~14時間、
・4~5歳は約10~13時間
あくまで目安です。
子どもの発育発達やその日の活動量によって睡眠時間は変わってきます。
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赤ちゃんの体内時計
人間の体は、毎日の生活リズムによって支えられています。
これが体内時計です。
朝になったら目が覚めて、夜になったら眠くなる…この睡眠リズムは、生後3、4か月から早くも身に付き始めますが、生まれたばかりの赤ちゃんには昼夜の区別がなく、1日の内に何度も寝たり起きたりを繰り返しています。
生まれたばかりの赤ちゃんはまだ体内時計が出来ていないからなんです。
朝、目が覚めたら太陽の光を浴びなさい!とよく言われます。
これは、体内時計といって人間が24時間のサイクルに合わせて生活するため、朝起きた後は太陽の光を浴びリセットし新たな活動に適した状態にするためです。
赤ちゃんはどうやって体内時計を身に付けるのでしょうか?
それは日中は明るく活発に、夜は暗く静かにという私たちと同じ環境の中で身に付くということです。
生後半年ぐらいになると、昼と夜の区別がつくようになり、安定した睡眠リズムが作られていきます。
生活リズムを整える
大人の睡眠は、朝までぐっすり眠ることができますが、赤ちゃんの睡眠はちょくちょく目を覚まして、ママのおっぱいを飲んだり、ママのぬくもりを感じたりして、また安心して眠りにつきます。
月齢が低い赤ちゃんほど夜中に何度も目を覚ますのはごく普通のことです。
生後4か月ごろから安定した睡眠リズムが作られてくるので、早寝早起きの生活リズムができるように環境を整えることを心掛けておきましょう。
これって夜泣き!という状況が続いていたらまずは、毎日の生活リズムを見直してみましょう。
夜泣きをさせない生活リズムとても大切ですね。
夜泣きの効果的対処法
引用 http://kids.wanpug.com/illust2.html
【効果的対処法】
① 起きる時間を決めて、その時間をキチンと守りましょう。
② 朝、目が覚めたら、カーテンを開けて明るい朝の光が全体に差し込むようにしましょう。
③ 朝、タオルで優しく顔を拭いてすっきりさせましょう。
④ 1日一度は外遊びやベビーカーでお出かけ、赤ちゃんに新鮮な刺激を与え心地よい疲れが夜の睡眠をスムーズに誘います。
⑤ 昼寝は午後3時を目安に起こそう
⑥ テレビのつけっぱなしや寝かしつけながらのスマホでメール、ゲームも禁物、静かで安らげる雰囲気づくりを心がけましょう。やさしい静かな音楽もいいかもしれません。
⑦ 夜泣きで悩んでいるのなら添い寝してママも一緒に寝てしまう方法、赤ちゃんもママがそばにいて安心して寝ると思います。
ママが一緒にパジャマに着替えれば赤ちゃんも「寝る時間」だとだんだん理解していくでしょう。
⑧ グズグズ起き始めたらすぐ対応(最初のグズグズで素早く対応することがコツ)
その他にも車でドライブするという方も、車の振動が心地よい眠りを誘うようです。
なかなか泣き止まない時は、パパに協力してもらいバトンタッチ!抱き方が違うと泣き止むことがありますよ。
【0歳児】
0歳児の夜泣きは毎晩のように続き、ママはとてもつらいものです。
「早く寝て!」とママがイライラすると、そのイライラを子どもが察知して泣きがひどくなることも。
具体的な対処法としては、胸にぎゅっと抱え込む「おっぱい抱っこ」お母さんのお腹の中にいた体勢にしてあげ、心音やにおい、抱きしめられる適度な圧力で、赤ちゃんは胎内での感覚を思い起こし安心するといわれます。
また、3か月~1歳ぐらいになると夜泣きは少なくなります。
【1歳児】
一度起こして、気持ちを発散させるのも効果的!
0歳ほどではありませんが、1歳児も夜泣きをすることがあります。
睡眠リズムが確立する途中段階なので、一度目覚めると「眠いのに上手く眠れない」といういらだちで泣くと考えられています。
そんな時は、部屋の明かりをつけ、寝ぼけた状態から一度起こして眠くなるのを待つのも一つの方法です。
また、歩行が始まると、日中よく体動かして適度に疲れると眠りやすくなります。
離乳食が進んでいる1歳児ぐらいの赤ちゃんの場合は夜は、おっぱい卒業にしましょう。
夜間の授乳をやめると夜泣きがなくなったというケースも多いようです。試すのもいいかも!
お腹が空いてではなく、泣くからとおっぱいをあげるとおっぱい欲しさに泣くということにもなりかねませんね。
【2歳児】
2歳児でも夜泣きはあるものです。
添い寝で抱きしめ不安を解消してあげましょう。
2歳児ぐらいになると、日中に体験した出来事を覚えていられるようになります。
その中でも、昼間体験した不安や悲しいなどの感情を、うとうとしている時に思い出して泣くことがあります。
また、子どもは理由をうまく説明できませんから、ママは「大丈夫よ、怖かったの?」などと声をかけて添い寝をしたり抱きしめてあげるようにしましょう。
親の存在を感じると安心して、眠ることができると思います。
0、1、2歳夜泣きが酷くてへとへとママ!原因と効果的対処法を紹介のまとめ
いかがでしたか。
毎晩の夜泣きは、赤ちゃんも世話するママやパパも疲れて大変ですね。
赤ちゃんの睡眠リズムが整うにつれて必ずなくなっていきます。
一時的なものなんだと親がゆったりとした気持ちで受け止めると、夜泣きが早く収まるようです。
母親がイライラすると、かえってそのイライラ感が子どもに伝わってぐずるという悪循環を招きますね。
また、生活リズムを整えることがすごく大事でしたね。
環境や生活リズムを整えることで赤ちゃんの体内時計が身に付いていきます。
母親がひとりで悩みを抱え込まないように、楽しく育児ができるように、ご主人やおじいちゃん、おばあちゃんの協力のもと、家族みんなで赤ちゃんを育てていけたらいいですね。
アイキャッチ画像 https://teniteo.jp/c01/m001/ZeB5d